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KOUSHIROUとぴるす その1

 おやどうしたんだねぴるす君、また象の踏んづけたパン生地みたいにしょぼくれた顔して…なに、「また虹裏でいじめられたんですけお」?ハハハ、相変わらずくだらないことで一喜一憂しているね君は。だがそれもまた凡夫らしい営み、人間らしい悩みと言える。

 いいかねピョコラ君。人生幸も不幸も多々あるが、どちらか片方だけを見るからいけないのだよ。”禍福は糾える縄の如し” 幸せも不幸せもお互いを打ち消しはしない、両立し得るのだ。視点が片方へ固定されているだけなんだよ、わかるかね?

 故に君の人生が常に貧しい心の有り様でいたとしても、嘆くことはない。狭い視点を、広く持ってみるだけのことだ。胡散臭いかね?結構結構。

 …さて、これから私はたまたま暇なんだ。実は、”多くの人がいつも集まっているのに誰一人として争わず、苦しまず、穏やかに過ごしている場所” を知っているんだが、今から行ってみないか、一緒にどうだい。君にひとつ、紹介してあげよう。

 ホイホイ付いてきたピューマ君と私は、ある高台の静かな霊園へと辿り着いた。「ちょっと、KOUSHIROUさn!?墓参りになんか用は無いんですけお!?!?1!?」いきり立つモンキー君を片手で制し私は笑ってみせる。何も嘘はついていないさ、ここがその場所だ。

 しばらくして、珍しく迅速な理解に至ったらしいペケポン君は何やら感極まった様子でこちらに背を向け、ぶつぶつと呟いている「KOUSHIROUさn…」私は懐へと手を入れる「…ぼくは、ぼくは今まで勘違いしていたんですけお」私は足音をたてずそっと彼へ近付く。

 「どうせまた適当なこと言って煙に巻かれるか、理不尽に死ぬかどちらかだと思ってたけど、本当にぼくのことを想った説教をs」私の抜き撃ちは正確にぷるす君の後頭部を破壊した。サイレンサーでほとんど銃声はない。なあ、ぴるす君。動かなくなった彼へ私は声をかける。

 騙したつもりはない。これが私から、君にあげられる、たったひとつの救済だ。バンテリンは体の疲れにスーッと効くが、心まではそうもいかないからね。生茸る選択肢は、私の真意を読み違えていた時点で「どうせまたいつものパターン」と君は無意識に諦めていたんだ。

 このまろ茶は君への餞だ、どうか受け取ってくれたまえ。死出の旅路は喉が乾くことだろう。そして飲みかけのペットボトルを逆さに振ると、もう彼の方へ向き直ることはなく、私は立ち去った。

 ちなみに凶行へ至った”何故?”動機の部分だが全部嘘っぱちで、本当は昨夜の虹裏で一番活気づいていたのがFateZero切嗣の「アイリ、僕はね…」スレ、それに即効影響されていた。本当にただ、それだけだ【つづく】
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